石綿作業主任者技能講習の講師をさせていただきました。
私の受け持ち講義は、「健康障害及びその予防措置に関する知識」(2時間)です。
8月に特化物の主任者講習の講師をさせていただいたので、少しはましかと思っていましたが、同じように緊張しました。。。
石綿はアスベストとも呼ばれ、天然の鉱石で6種類が厚生労働省で規定されています。
非常に優れた性質(奇跡の鉱物と呼ばれたらしい)を持っており、主に建築材として使用され、1970~90年に大量に輸入されました。
現在は石綿分析の試料として以外は、製造、輸入、使用が禁止されております。
一時期ニュースで肺がんや中皮腫の原因として報道されたので知っておらると思います。
使用禁止なのに、何故に主任者講習が必要?となりますが、現在の問題は昭和から平成にかけて石綿を使用して建てられた建築物の老朽化による解体作業です。
また、石綿を吸い込んでから肺がんは約30年、中皮腫は約40年してから発症するため、日本から石綿を使用した建築物がなくなっても、約50年は石綿による被害が終焉とはなりません。
講師をさせていただくまでは、なんとなく怖い物質なんだなという感覚でしたが、講師を担当させていただき、石綿の正しい怖さを知ることができました。
副センター長