京都府内の大規模事業所様への歯科特殊健康診断の事例をご紹介します。
事業所様にお伺いして健診を行いました。
大規模事業所では、男女の受診日を分けて行われることが多く、本日は女性の受診日でした。
午前の約3時間で90名の健診を行いました。
一般健診の中にブースを設置して行ったため、健診の流れを止めないことも考慮する必要があり、健診時間は1人約2分でした。
女性のみ90名を診察するのは初めてであり、そもそも歯科特殊健診を受診する必要のある業務それだけの女性が従事しておられることにも驚きました。
私が経験した中では中規模事業所でも多くて5名程度ですので、女性の社会進出がどんどん進んでいることが実感できます。
一般的に女性は男性と比べてお口の中が綺麗だといわれますが、近年は定期的に歯科受診される方が多く、極端に差があるようにも思えません。
唯一差があるとすると、むし歯を放置しておられるかたの割合が女性はほぼないのに対し、男性ではちらほらおられるかなというくらいです。
しかしながら、現在の口腔衛生は治療から予防へと移り変わってきており、男性のほうが予防の意識が低いように感じます。
ちょっとした差ではありますが、平均寿命の延びているため、長く生きれば生きるほどこの差は広がっていくことになります。
歯科特殊健診を通じて、私もしっかり啓発をしていかなければいけないと感じます。
今後も歯科特殊健診の実情をお伝えしていこうと思います。